30代40代のエンジニア、人生100年時代の働き方

斜陽メーカー勤務のエンジニアが人生100年時代の働き方について考察する。

議論に打ち勝つ ~議論の方法~

打合せや会議での議論で上司から頭ごなしに否定され言い返すことができなかった、

という悔しい思いをしたことはないだろうか。

上司がなんと言おうが正しいことは正しいはず。エンジニアとして、上司としては

不都合だろが事実はしっかり伝えなければならないと私は思う。

 

頭の硬い上司をどう納得させるか調査したところ、ポイントは2つだ。

一つは伝え方、もう一つは情報の集め方だ。

 

伝え方は以下のような手法があり、自分が持っている情報や話す相手によって

方法を選択する必要ががある。選択する伝え方によって情報の集め方を変える

必要がある。

 

・ホールパート法

意見に対し、理由を3つ準備する。

問題の背景を十分理解した相手ならこの方法がよい。近い上司や同僚など。

情報:3つの理由を準備

 

・PREP法

ポイント→理由→例→結論を強調

結論がしっかり出ている場合はこの方法がよい。承認を得る際には有効。

情報:結論を裏付けるデータ、反論に耐えうるデータを準備

 

SDS法

全体の要約→詳細説明→まとめ

問題の背景から理解してもらう場合はこの方法がよい。2つ上の上司等、自分が抱える問題だけでなく広い範囲を管理している上司。

情報:問題の位置付けや全体像を把握し、各論までのデータを準備。情報量がものをいうためデータをまとめたファイルを持参の上、議論に向かったほうがよい。