30代40代のエンジニア、人生100年時代の働き方

斜陽メーカー勤務のエンジニアが人生100年時代の働き方について考察する。

話題の技術 ~3Dプリンタ~

ビンゴ大会の目玉商品どうする?

ルンバ?ダイソンの掃除機?iPad?アップルウォッチ?・・・

 

”3Dプリンタ!”

3Dプリンタって何ですか?”

 

エンジニアの会話で3Dプリンタを知らないというのはかなり稀かと思うのだが、まだ知名度は低いのかもしれない。

3Dプリンタはその名の通り3Dのものをプリントアウトできる。PCで設計したものを実物としてプリントアウトできるだけでなく、写真で取り込んだものを3Dでプリントアウトすることもできる。

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クリス・アンダーソンの著書”MAKERS~21世紀の産業革命が始まる”では、3Dプリンタの登場で誰しもがメーカーになることができ、産業構造を大きく変える可能性を秘めていると紹介されている。

今までメーカーとは企業が工場で大量生産する、というイメージだった。しかし3Dプリンタの登場で各家庭が工場化し、個人が家でものづくりができるようになる。写真データを転送するように、ものを遠方に一瞬で転送することも可能となる。

3Dプリンタはすでに5万円台のものも登場しており、十分普及できる価格となっている。”ほしいもの”が魔法の箱から現れる、そんな漫画のような話が今現実のものとなろうとしている。